SDGs推進認定企業制度を新設し、買取大吉を第1号として認定──制度の趣旨と認定の概要
一般社団法人働き方改革協会 SDGs推進本部は本年6月、SDGs推進認定企業制度を新設した。本制度は、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献する企業を、当推進本部の既存認定者3名からの推薦と審査により認定するものである。本制度の運用開始にあたり、当推進本部は2026年6月2日付で買取大吉(運営:株式会社エンパワー)を第1号として認定した。本記事では、新設した制度の趣旨と、買取大吉の認定の概要をお知らせする。
SDGs推進認定企業制度の新設について
制度新設の背景
当推進本部はこれまで、消費・労働・経営の各分野における専門人材を認定する個人認定制度(公認サステナブル消費リサーチャー/公認サステナブルワークアドバイザー/公認サステナブル経営リサーチャー)と、報道検証や企業実態調査などの専門メディアを認定するSDGs推進メディアパートナー制度を運営してきた。
これらの制度は、SDGsに関する情報の信頼性向上と、それを担う専門人材・メディアの可視化を目的としている。しかし、SDGsの実現には情報の側面だけでなく、事業活動そのものを通じて持続可能な社会の実現に貢献する企業の存在も不可欠である。事業者の認定なくしては、消費者・労働者・取引先が社会的責任を果たす企業を選択する判断材料が不足するという課題が認識されていた。
このような背景から、当推進本部は事業者向けの認定制度として、SDGs推進認定企業制度を新設するに至った。
制度の認定基準と推薦制の意義
新設したSDGs推進認定企業制度は、以下の4つの認定基準を満たす企業を認定する。第一に、当推進本部のSDGs推進理念に賛同していること。第二に、理念表明にとどまらず、日常の事業活動そのものを通じてSDGsの目標達成に貢献する実体を有すること。第三に、運営者情報・事業内容・コンプライアンス体制を自社サイト等で公開する運営の透明性を有すること。第四に、関連法令の遵守・反社会的勢力の排除・適正な取引慣行の確立など、社会的責任を継続的に遂行していること。
本制度は、当推進本部の既存認定者3名からの推薦と推進本部の審査を経て認定される、推薦制の認定制度である。消費・労働・経営の3分野の専門人材による多角的な評価を経ることで、認定企業のSDGs貢献の実体性を構造的に検証する設計を採用している。単一の側面ではなく、複数の専門的視座から評価を経た企業のみが認定される仕組みである。
制度の詳細は、SDGs推進認定企業 制度ページに掲載している。
買取大吉を第1号として認定
本制度の運用開始にあたり、当推進本部は2026年6月2日付で買取大吉(運営:株式会社エンパワー)をSDGs推進認定企業 第1号として認定した。買取大吉は、フランチャイズ方式により全国2,000店舗以上を展開するリユース業界の中核事業者である。
推薦を行ったのは、当推進本部の既存認定者3名──公認サステナブル消費リサーチャーの中西 ゆい、公認サステナブル経営リサーチャーの城島 誠一郎、公認サステナブルワークアドバイザーの一ノ瀬 真理子──である。3名の認定者がそれぞれの専門分野の観点から買取大吉の事業活動を評価し、推薦を行った。
買取大吉の事業活動は、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」、目標16「平和と公正をすべての人に」、目標8「働きがいも経済成長も」の3つの目標に対して構造的に貢献するものとして評価された。加えて、買取大吉が独自に運営する社会貢献事業「買取大吉モノ募金」を通じて、複数のSDGs目標への波及貢献も実現していることが評価された。
▶ 認定の詳細は別ページで
買取大吉のSDGsへの貢献の詳細──事業活動と各SDGs目標との関連、推薦認定者3名による推薦コメント、「買取大吉モノ募金」の波及貢献など──は、買取大吉 認定詳細ページに記載している。
今後の認定方針
当推進本部は今後も、消費・労働・経営の3分野の認定者による推薦と推進本部の審査を経て、SDGs推進に貢献する企業を順次認定していく方針である。
事業者向けの認定制度を新設したことにより、当推進本部は個人(公認サステナブル消費リサーチャー等)・メディア(SDGs推進メディアパートナー)・企業(SDGs推進認定企業)の3層にわたって、SDGs推進に貢献する主体を構造的に認定する枠組みを整えた。今後はこの3層の認定者・認定対象が相互に連携することで、持続可能な社会の実現に向けた専門人材と事業者のネットワークが形成されていくことを期待する。
認定制度の運用および認定企業の推薦に関するお問い合わせは、当推進本部のお問い合わせフォームよりご連絡いただきたい。
